最終更新日 2002年4月14日
さて、 ルアーフィッシングをしていてお世話になるのは竿とリールですが、最近は高価なリールが多いですね。実際の所、値段なりの効果を発揮するような、画期的な品は全くないですから、予算と見た目で選んでしまっても全く影響がないと言っても過言じゃありません。 むしろ、 こんな性能に特化した・・・・などと、いい加減な進化論を宣伝文句に消費者に売り込む馬鹿なメーカーさんの謳い文句に騙されない方が良いでしょう。 |
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--そんな私が選ぶリール・ベイト編--
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「メタニウムXT」 言わずと知れたメタである。赤メタ・銀メタ・マグメタ・・・と進化を遂げている。これはちゃんとした進化である。某メーカーの進化とは違って、継承を伴ったものだ。 私はマグブレーキがきらいだ。別に理由なんて無い(と思う)。飛ばないんだもん(立派な理由か?)。 昔のSHIMANOのマグナムライト2000GTちゅうマグブレーキの軽量リールを買った。これが思い切り外した。ホントに飛ばない。ABUの5600のグリス抜きの方がよほど飛んだ事か。 以来、遠心ブレーキオンリーだ。けど、ブレーキブロックを付けた記憶に薄い。 毎度取ってしまうからだ。今のリールはメカニカルが高精度なので、十分使える。 |
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「初代カルカッタ200」 これが出た時は、 感動して・・・・貯金を叩いて買ったよ。 飛んだよ。 今のSVS付きのヤツはイマイチだけど、当時のヤツは調整幅こそ狭いが、ラインの出にもの凄くスプールが敏感に反応して、カラカラ回って出ていく感じ。 しっとりした現行機のフィーリングとは異質なものだ。 |
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「ABU5600CA」 15・6年前に購入した赤ベロファーストキャストのパーミングカップ。 これがなかなか侮れない。ライギョ良し、カバーゲームの太いPEも良し。 ドラグも強くて壊れないので大満足。渋いしね。 |
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「TD-Z」 先進の・・・・リールのハズだった。手に持って感じた「これは凄い・・・・」しかし、実践投入するとこれが意外なほど頼りない。まぁ私にマグネットブレーキが馴染まないと言うのもあるのだが、如何せんアプローチの方法を選ぶのだ。 |
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--そんな私が選ぶリール・スピニング編--
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「初代ステラ2000」 断っておくが私はSHIMANO信者でも、高級志向者でもない。しかし、このステラは良かった。 知り合いから買ったのだが、腐っても鯛。古くてもステラだった。 ドラグの滑らかさ、ラインの出方、重量。どれを取っても時代の最先端。(当時) 10年近く経った今でもちゃんとメンテナンスに出せば、そこそこの性能になって戻ってくるなんて、驚きの世界だ。部品もちゃんとストックされているしね。 |
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「メガキャスト#700」 ドマイナーなこのリール。売りはただ一つ「ドラグ性能」 ドラグディスクが異様に大きく、効きや安定性に寄与する(らしい)。 しかし、図体が大きく、そして重い。時代の波「軽量化」に全く反抗するリールだ。 使ってみると、これが不思議「重くない?」まぁ、ロッドのバランスや釣りのメソッドによって、重さがスポイルされたりもするので、許容の範囲なんだろうな。 肝心のドラグ性能は、「二重丸」である。 使った者だけが味わう安心だ。 |
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「BIOMASTER2000LS」 廉価版BIOMASTERのリアドラグモデルだ。これも重い。けど、こいつの長所は色々ある。 フロントドラグモデルには絶対に真似出来ない、ファイト中のドラグ調整が可能な事である。 そんな事・・・・しない。と思っている人は甘い。これは絶対にする。 フロントドラグではしたくても出来ないけどね。 数百グラムの調整幅を持ったレバードラグを最大値にした時にラインリミットの90%ぐらいにする調整をしておく。普段はそれよりもルーズなテンションでやり取りして、ここぞ!の時は締め込んで勝負に出る。 あと、バックラッシュの時・・・・レバードラグを 最大限に緩めて、ラインを引き出す。 テンションを掛けながら出しているので、以外とヨリが延びて後が楽だ。 |
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「ABU505」 いつもお世話になる宮城A.V.さんのショーケースに飾られていた一品。1044に比べて若干古い年代の品物だが、そもそも構造は殆ど変更していないのでかえって笑ってしまいます。ボディの形状が1044と違って、リールちっくな印象を受けますけど、基本性能はそのままで、糸撚れレスで硬質なフロロラインをノントラブルで使うコトが出来るなんて・・・・笑えます。知らない場所でトラブルを避けたい場合は、出番・・・・多いです。 |
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「ABU1044」 |