サングラス

 

サングラス。これの重要性に気づいたのは地元の野池での事。

もともと水中の魚を探すのは苦労しない視覚能力のあった私は偏向グラスなるものにあまり興味は無く、むしろファッション重視のミーハーな代物だと思っていた。夕暮れ時の光量が不足気味の状況で友人の一人が黄色いサングラスを掛けて夕間詰めのおいしい時間帯を完全に独占していた。サイトには自信のあった私だったが、私ですら、一匹の魚さえも見つける事が出来なかったのに何故?

そのときの彼にサングラスを借りた。掛けてビックリ。
見える。何故って程。悔しい程にくっきりと。

  上がピルキントン社製レンズの製品下がブラックフライのフライウィード。

どちらもクリアなレンズで結構見える。例のタレックス社製の製品よりも劣るが、値段から見れば、パフォーマンスは高い。これ2個でタレックスの商品を1個買ったのと同程度のお値段。

 

サングラス使用前

全体的に逆光で明るい部分が見えにくい。景色のコントラストのうち、強い光に幻惑されて、暗い部分の濃淡(陰)が消されて良く見えない所がある。

サングラス使用後

減光されている上に偏光レンズのお陰で暗い部分の濃淡がよりハッキリ付いて魚の陰が出やすく、反射によるぎらつきが少ない。