フローター

 

仲間の一人はバスフィッシングの実に8割以上もフローターに乗っての釣りをする強者がいる。そんな彼と行動を共にすることの多い私もフローター愛好者なのだが、実のところ市販品、胸糞悪いくらいにきゃしゃで、とてもこんなモンに命を預けて安心して釣りなんかできねぇって代物が多い。
なんせウレタンチューブだかなんだか知らないが、子供のプール遊びのプラスチック素材の塩ビ浮き輪のノリに近い素材であることは間違い無い。破れる・切れる・弱い・まぁ、良くこんな素材と言うか材料の集合体をこんな値段で売るもんだ。

と嘆いていると、2000年の釣り博でジョイクラフトという無名メーカーから出品されたフローター。
素材はゴムボート用の多層レイヤーからなる防水布。つまりゴムボート素材のフローター。おまけにエアバルブもボート用そのまま。
ゴムボートを使う感覚でフローターが使える上に、エアの圧力の調整がラフに扱える。ウレシイ事に、バルブ機構がワンタッチなのでエアが30秒もあれば抜けてしまう。うっしっし。

もちろんすぐに馴染みのお店で手に入れた事は言うまでも無い。

JoyCraft社製
フローター

実際は背もたれの部分が赤になる。本当に丈夫そのものだが、持ち手が無い為に物凄く持ち難い。長距離移動には不向きだ。しかし、他社製には無い長所が一杯!個人的には一押しアイテムだ。