1044の復活

 

これが1044ってスピニングリールです。

こいつって、なかなか使い勝手が良くて、おまけにバックラない。しかも構造が簡単でトラブルフリー・・・・素敵。

けど、こいつにも欠点はあったのです。

古いが故に・・・・パーツが手に入り難いんです。しかも、消耗部品ですらなかなかに手に入れる事が困難です。部品発注をしたり、中古を探して必要な部品を購入したりとなかなか大変です。

そんな大事なこのリール。最近基幹部品であるカップに傷が・・・・(!o!)オオ!

これは致命的です。ラインを痛める元になったり、非常に由々しき事態です。

なんとかぜねば。

 

こっちが、1044よりも昔からのモデル505です。好みにも依るのでしょうが、1044に比べて、女性的で官能的デザインですね。機能に割り切ってあるせいか、余分な機構は一切ありません。構造などは、1044とほぼ同じで、部品の多くを少しの加工で流用できるので、505系の部品の無さは、1044のパーツで少しは補えるのかなぁ。

 

私のは505SVANGSTAのネームがあります。これって、ABUの本社所在じゃなかったけ??私には読めない単語だったりします。

 

これが問題のカップです。
持っている人は知っているカップの傷。
これは、傷を少し削って、新たに

「ハードクロムメッキ」
するしかないでしょう?

友人のイイノ氏依頼・・・・(-人-)ナームー...

んで、

簡単に仕上がりました。

消費税込み¥1,050円

この写真。右が新品のカップ、左がハードクロムメッキ仕上げのカップです。

ピカピカやぁ〜。

  2コを縦に並べて、光を当てると一目瞭然ですね。右新品。左メッキ済み
 

早速付けてみました・・・・オイオイ

光り輝いちゃって・・・・(T.T)

オンボロ1044には、過ぎた仕様かも。
けど、これでガンガンと巻けます。なんと言っても、工作機械に施すハードクロムメッキですので、遠慮せずに、使っちゃおうっと。

う〜んご満悦。

ここが死んで、お蔵入りしている1044って言うか覆面リールって多いかもですね。

けど、簡単なヤスリ掛けと、メッキ屋さんに出すだけで、新品以上の輝きと、硬度を得られるなんて・・・・いやぁ〜感動です。

今度は、フロロの8LBぐらいを巻いて、グリグリ巻いちゃいましょうっと。

8

追伸です。

1044の補修後にやっと釣りに行けました。
結果は・・・・なので、魚が引いてくれてドラグがががががぁぁぁっっっっって出た訳じゃありません。しかし、それじゃぁ能が無いので、7inch閃光をちゃんとフルキャストして、十分にカップを

虐めました。


おりゃぁ〜ってぐらい虐めました。


小一時間
虐め抜きました。
(注:私は2chねらーじゃありません。)

けど、ビクともしませんでした。これには、スゲーと

ただただ感心しました。

侮る難し、工業用ハードクロムメッキ。

9
10

 

 

 

 

嬉しい・・・・感動だね。

 

次は何を加工しよっかなぁ。