日 時

平成16年 9月20日

場 所
太平洋房総沖
状 況
カツオは何処?
コメント

しかし…魚は気まぐれだねぇ

 


本日は、カツオを釣りに、鹿嶋の
幸栄丸
さんにお世話になりに来たハズでございました。

そのハズを堪能すべく、某釣具店店長様と、miniさん歓談中でございます。

南の海には魔物が住んでいるなら良かったのですが…魔物すら不在のようでございました…。

前日の若干の時化模様で海況が悪かったとの事ですが、凪に近い鹿嶋の港です。

さてさて、本日はドン△中氏も参加してのカツオゲーム…どんな事になりますでしょうか?

船の上で、しばしの会話も、1時間近く波に揺られておりますと、眠気も刺して参ります。

うっふっふ。

この辺りから波が高くなって参りまして…

左奥のHIROさん…今回初SALTでございますが、船に酔いやすいとの事なので若干心配でございます。

そろそろかいな?

と、ちょくちょく周りを眺めますが、鳥も少なくて、イヤな雰囲気満点です。

遠くに野島崎が見えますので、房総とはさようなら…(^o^)/~~~

これからは、太平洋まっただ中でカツオを追いかけます。

所が…。

待てど暮らせど一向に船はその歩みを止める事はなく。

しばらくしてようやく引き縄流しに着手…

そうです!

ナブラ無し

最悪の状況が胸をよぎります。
(某小倉丸での凶事が…)

そうこうしていると、カツオの前にマグロを発見!

心配していたHIROさん…

どうやら息はある模様です。
南無阿弥陀仏…
(-人-)ナームー...

にこにこしておりますが…

あまりに魚が居ないので、苦笑いです。

おひおひ此処まで来てるのにかよ〜

と、いう事でして、恒例の睡眠タイムでございます。

みんな良くまぁ…こんな潮の被る所で寝るもんだわなぁ…

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さて、そんな魚の何処にいるかもわからんこの海域にいつまでも居ても仕方ありません。

若船長も痺れを切らして
「んじゃ…大根周りの青物試しにいくっぺ!」
と、急遽鹿嶋の根回りのジギングに直行〜

つうか…少し仕組まれた気もしないでもない気が…

判る人には判ると思いますが、船座の位置…カツオというターゲット、そして海の状況を熟知している船長…
これってそもそもジギング用の配置じゃん?

これから急行しても11時過ぎにしか到着しないだろうし…

と、あれこれ詮索するうちに、大根周り到着〜

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んで、ですよ。

結果としては大正解!

これはまぐれでキャッチした
ハガツオ
でございます。

割と簡単に船縁まではやってきましたが、それからが苦労…

船長にランディングして頂いてようやく手元に参りました。

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そこちらがminiさんのキャッチしたカンパチです。

こいつ、結構イイ引きをしていましたぞ!

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私もハガツオなんぞ釣ってご満悦でございます。

つうか…カツオを近所に撒くつもりでしたので、お声だけで姿を見る事無くすませてしまいました皆様には、深くお詫びを申しあげます。

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さてさて、死にそうな辛い目にあったHIROさんではありますが、SALT初体験であれほど撒き餌をやっていたのに、ちゃんとホウボウなんかキャッチしています。

先天的に釣りに向いているんでしょうねぇ〜

HIROさんからお土産でこいつも頂いてしまいました。どうやって食べましょうか?

 

さてさて、帰宅した食したハガツオとホウボウですが…

ハガツオは、とにかく新鮮さが命と聞いて、帰宅直後に解体して、刺身で頂いてしまいました。

解体中から、いつものカツオの身の形状や色、艶も全く違って、赤身は赤身なんですが、11月近くに釣れるイナダがワラサを彷彿とさせるような脂の乗り方でして…そしてそのお味とは…

う〜ん。

うまぁ〜!!食った事ねえぞ!カツオと名が付くけど、web図鑑の解説にあるように、マグロっぽい感じです。ご飯もガンガン進んでしまいます。

その日の夜にはこのハガツオは家族の胃袋に収まる事に…。

 

そして、翌々日に今度はホウボウの刺身。

実は、釣ったその日に解体して、冷蔵庫に寝かせておいたのですが、解体した時に摘み食いして「サッパリしすぎて大した事ねぇなぁ…」と思っていたのですが、これが2日置いて寝かせたホウボウの上手い事!

ワサビ醤油が似合います。ご飯の友には最高です。
ついでに慣れないお酒なんかも飲んだりして…これも旨ぁ〜〜

って事でして…鹿嶋の魚でこんなに美味しいの久々でした。

miniさんのカンパチはどうだったんだろうか?ちと気になります。笑